親ガチャに外れた半生を考える

さるやま

りすまるは実家を離れて独り立ちするまで辛いことが多くありました。

すっかり中年になった今、なぜそうなったかを考えれば

親ガチャに外れたのが一番の原因だとわかります。

もちろん自分に非はありますが、素地が親譲りですからどうしようもありません。

辛かった子供時代

りすまるの家は貧乏でした。

中学に入るまでは、家族4人で6畳1間と3畳1間に台所と和式便所のあるアパートに住んでいて、

風呂がなかったため週3回くらい銭湯に通う生活をしていました。

風呂に入る回数が少なかったので、夏は特に不潔でした。

それが普通だと思っていましたが、友人宅に遊びに行くたびに違和感を覚え、

戸建てやマンションで風呂のある家に住むみんなが羨ましくて仕方ありませんでした。

更に悪いことに父と母の仲は最悪で、父の酒癖が大変悪く酔っぱらうと

「誰の稼ぎで生活できると思っているんだ」と威張り散らし、

母に暴言を吐き、手をあげることもしょっちゅうでした。

母のため込んだストレスの捌け口は当然子供に向かいまして、

りすまるは毎日のように母の愚痴を聞かされ、家に居ることが苦痛でなりませんでした。

母はまた大変な貧乏性で、旅館の歯ブラシなどごっそり持って帰る浅ましさがあり、

そんなことも普通の行動としてりすまるにしみついていきました。

そんな家庭で育つと他人とうまく付き合うことができなくなるようで、

りすまるは小学校に入ると、性格の悪い変人と認識され、

友達のいないさみしい学生生活を送ることになりました。

一人で食べる給食の時間や二人一組で必ず余る居心地の悪さは今思い出しても地獄ですが、

そんな学生生活を送らざるを得なかったのは家庭環境に問題があったからだと思うのです。

高校まで地元でしたがこのままではだめになると思い、大学は県外を選び家から脱出しました。

この脱出で親元を離れたおかげで、だいぶましな人間になれたと思っています。

親元を離れなかった兄弟

りすまるには弟がいます。

父がとても人を下に見て馬鹿にする人でしたので、

りすまるは自分より弱い存在の弟をいじめていたのだと思います。

思いますというのは、子供のころの記憶がだいぶ抜けていているためです。

弟は中学で不登校になり、高校は中退することになりました。

りすまるは、大学に入って家を出てからは、家に寄り付かなかったのですが

そのころ弟の家庭内暴力がピークとなり、家は最悪の状態になりました。

弟に向き合わず自分だけ逃げた事で、りすまるは親から冷たい奴だと言われ続けましたが、

もし家にずっといたら、今弟が陥っている状態、引きこもりに兄弟共々なっていたかもしれません。

親ガチャ外れたら逃げろ!

りすまるは、自分に非があることの土台は家庭環境であることを確信しています。

安心していられる家があったら、子供のころ人と関われず苦しむことはなかったはずです。

でも、もし親ガチャに外れてしまっても、家から離れれば何とかなることも分かりました。

過去をくよくよ嘆いてもしょうがないので、残りの人生楽しくやっていきたいです。

そのためには、まずは早期リタイヤですかね、資産形成がんばりましょ。

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