マイルで世界一周したい 後編

りすまるは、ANAマイルを使って世界を旅するのに

どうすればお得で自分の希望に合う旅程が組めるかを

マイルで世界一周マイルで複数国めぐりの2記事で検討しました。

結論として、マイルで旅する前提において、

南米が目的地の場合もしくは直線状の国にしか目的地がない場合は世界一周旅行券がお得で

南北方向にある地域へは提携航空会社特典航空券を駆使して2か国周遊が、

または、1か国だけが目的地かつANA便のみで行ける場合に限りANA特典航空券がよさそうです。

手持ちマイルは少ないので、なるべくマイルが少なくて済む旅程を考えてみます。

世界一周航空券で南米を含む旅程

なぜ南米を含む場合は世界一周旅行券がお得なのかですが、

提携航空会社特典航空券で2か国周遊するとビジネスクラスで143000マイル必要で、

それに近い145000マイルの世界一周旅行券は25000マイルまで移動でき、

その距離ですと南米滞在に加え欧州や北米など直線状の国々にも行けるからです。

では、実際にスターアライアンスのBook and Flyを使い

南米メインの世界一周を組み立ててみます。

世界一周航空券の南米もビーチも満喫する旅程

ペルーのマチュピチュに行くだけでなく、欧州のワルシャワとミュンヘン、

それにカンクンとホノルルの有名ビーチ2か所にも訪れる旅程です。

マイルは25000以内なので、必要マイル数はビジネスクラスで145000です。

世界一周を一度中断できる旅程

世界一周旅行券は有効期間が1年なので、

日本もしくは近隣国で旅行を中断して2回に分けることもできます。

例えば、いったん世界一周をし、国内の出発地以外の空港もしくは台湾などで中断後、

他にチケットを用意して再度中断地点まで戻ることで、

残りのオセアニアやアジア旅行を再開できるのです。

ゾーン10のオセアニアへ行くにはビジネスクラスで80000マイル必要なので

世界一周旅行券を2度使いでき、マイルも個別で手配するよりお得です。

それに、何より1か月ほどの連続した休暇をとれなくても世界一周が可能になります。

2週間の休みを2回取れば良いのですから。

ということで、大阪で中断と再開する旅程を組んでみます。

世界一周航空券で一度中断する旅程

カナダとドイツに立ち寄る世界一周をしたのち大阪で一度中断、

そして航空券の期限以内に大阪から旅を再開し、オーストラリアを旅行する旅程、

しかし、オセアニアを含めると一気に必要マイル数が跳ね上がるので

中断した後訪れるのはアジアがよさそうです。

提携航空会社特典航空券で南米以外の2か国周遊をする旅程

なぜ南米以外の場合は特典航空券での2か国周遊がよいのかというと、

提携航空会社特典航空券で2か国周遊をする場合、

ゾーン9の南米の次に必要マイル数が多いのがゾーン8のアフリカで、

必要マイル数はビジネスクラスで110000マイルですが、

このマイル数内での世界一周旅行券は105000マイルとなり、

18000マイル内の旅程となります。

しかし、これではほぼ直線状にある国にしか滞在できず、

アジアおよび北米と欧州以外には行けそうにないからです。

よって直線状にない国のうち南米以外の旅程は特典航空券を使うことにします。

では、実際にアフリカともう1か国行ける旅程を検索してみます。

マイルでマダガスカルとインドに行く旅程

アフリカのマダガスカルに行って、インドのムンバイにストップオーバーする旅程です。

じっくり2か国めぐってビジネスクラスで110000マイルです。

まとめますと

これまで3つの記事で考えてきましたが、マイルで海外旅行を検討するなら、

・世界一周航空券が最適なのは、南米を含む旅程・アジアと北米と欧州を巡る旅程

・提携航空会社特典航空券が最適なのは、アフリカを含む2か国の旅程・オセアニアを含む2か国の旅程

・ANA特典航空券が最適なのは、ANA直行便で個別国に行く旅程

というように、旅程ごとに使い分けるのがよいと考えました。

いろいろ工夫しても、マイルがものすごく必要なのが分かったので、

りすまるは、まずは25000マイルの旅程が組める世界一周旅行券を獲得すべく

145000×2名分がんばって貯めることにします。

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