不労所得を得ようとして失敗したこと

兵どもが夢のあと

株式投資歴は20年ほどと長いりすまるです。

現在は老後資金作りのために、

不労所得が毎月一定額入るような資産形成を目指しています。

今回は、そんなりすまるが安易に不労所得を得ようとして失敗したお話です。

スワップポイントで不労所得を得ようとして

2022年現在では日本株同士でも5%ほどの高配当をだす銘柄がざらにあります。

しかし、3%でも高配当かなあと思える時期もありまして、

なかなか不労所得の額が増えなくて少し焦っていたのです。

そんな時に出合ったのが、FXです。

新興国通貨のスワップポイントが本当に魅力的でした。

そして、2020年3月初旬に初めてFXに手を出しました。

後からチャートを見ると初心者が始めるには最悪の時期でした。

たった1週間ほどで20万くらいマイナスになり、

寝ても覚めてもFXのことが頭から離れなくなる辛い時期を1ヶ月弱過ごし

楽になりたくてすべて建玉を手放したところが底という、ただの餌食となりました。

選んだ通貨ペアはメキシコペソ円

メキシコペソ円の買いでのスワップポイントは、1Lotあたり10ポイント

メキシコペソ円レートは5.5

ロスカットしないようにレバレッジは多くても2倍までとマイルールを決めました。

実際にスワップシミュレーションすると、いい感じに見えたわけです。

メキシコペソ円のスワップシミュレーション

しかし、実際に取引を開始してみたら

レートが数週間後には5.5が4.2まで急下降。

メキシコペソ円チャート

望みのスワップポイントも1Lot当たり10が続くわけもなく、6あたりをフラフラ。

結局、現実逃避的に投げ売ったところが底で1ヶ月分の収入がぶっ飛びました。

記事を書くために久しぶりにチャートを見たら今はレートが6に回復しているなんて。

りすまるはFXはもうすっかり辞めました。

スワップポイントは安定しないし、そもそもレートの変動も激しすぎます。

長期保有をしてスワップポイントで不労所得を得る、といった考えは甘かったです。

貸株で不労所得を得ようとして

個別株の取引をしているとたまにテンバガーになるお宝株に出会うことがあります。

じつはりすまるにも一度そのチャンスがめぐってきた事がありました。

でも、新興市場のその銘柄は貸株金利が高かったのです。

貸株金利で不労所得を得ようともくろんだ結果、

大きく売却益を得るチャンスを逃してしまいました。

その個別株の名はライザップG

そう、2か月でカッコいいボディに変身できる宣伝で有名なあの会社の株。

りすまるが購入したときには、まだ健康コーポレーションという名前の会社でした。

多くの企業を安く買収して急ピッチで成長し、

分割もじゃんじゃん行って、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

ピーク時には1545円をつけて、

なんと含み益は600万を超えました。

しかし、結局株価チャートを見てわかる通りその後の惨事といったら。

ライザップの株価チャート

どうしてりすまるは利確しなかったのか。

それは、その当時のライザップの貸株金利が2%だったから。

毎月入る貸株金利が不労所得にぴったりと思ってしまいました。

それに、その当時はまだ株主優待が素晴らしかったし配当もありました。

株価急落後もまた復活すると信じ持ち続けた結果

含み益は露と消えてしまいました。

さらに、貸株金利もつかなくなり株主優待も価値が低下で踏んだり蹴ったりです。

まとめ

スワップポイントや貸株金利は長期的に値が安定するものではないので

これらで不労所得を得ようと安易に考えるのは間違いです。

含み益が出たら、欲張りすぎずにきっちり利確が必要です。

こんなミスをするのはりすまるだけだよ~という声が聞こえてきそうですが

他人のしょうもない失敗から何か気づきがあれば幸いです。

まとめていてふと思ったのが以前記事にしたQYLD

QYLDは高配当すぎるので、今後投資失敗の仲間入りになりそうな予感がしてきました。

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