資産形成と毎月配当が狙える米国株とETF
日本と比べてはるかに成長力が強い米国経済。
米国の個別銘柄を見ると日本株にはない、
連続増配株がたくさんあってどれを買うべきか悩んでしまいます。
しかも、1株から買えるので資金は少額でも大丈夫ですし、
こつこつ買い増していけば高掴みの予防にもなります。
また、分散投資を徹底したいなら米国ETFが魅力的です。
買い増し中の米国個別銘柄
りすまるは配当金生活をもくろんていますので、
購入する米国株にはいくつかの条件があります。
その1:配当を長期にわたって安定的に出し続けている会社であること
その2:すべての月が配当月になるような組み合わせになること
その3:財務がしっかりした大きな会社で不況に強いセクターであること
それらを鑑みて、りすまるが購入することに決めた米国株はこちらです。
ABBV MO JNJ
これらをNISA口座で買い増して毎月配当頂きます。
買い増し米国株その1:ABBV アッヴィ
ABBVはヘルスケアセクターです。
事業内容は医薬品の研究開発で、
主力製品はリウマチ性関節炎薬や乾癬治療薬です。
研究開発型バイオ医薬品企業アボットラボラトリーズの
研究開発医薬品部門から分社化しました。
連続増配は分社化前を含めると50年です。
現在の配当利回りは3.64%
配当月は2.5.8.11月です。
株価は10年チャートで見ると右肩上がりです。
買い増し米国株その2:MO アルトリア・グループ
MOは生活必需品セクターです。
事業内容は、タバコやワイン製造持ち株会社です。
株価が低迷した結果高配当銘柄になっています。
連続増配は52年です。
現在の配当利回りは6.48%
配当月は1.4.7.10月です。
株価の10年チャートを見ると買い時が難しいです。
買い増し米国株その3:JNJ ジョンソン&ジョンソン
JNJはヘルスケアセクターです。
事業内容は、医療とヘルスケア製品を提供する持ち株会社で、
消費者関連品と医薬品それに医療機器と診断機器を扱っています。
連続増配は60年です。
現在の配当利回りは2.49%
配当月は3.6.9.12月です。
10年チャートを見るときれいな右肩上がりです。
買い増し中の米国ETF
ETFは多くの銘柄に分散投資できるので、
一つの銘柄を持つよりリスクが小さくなります。
しかも毎月配当を出すETFもあります。
買い増し米国ETFその1:QYLD
りすまるは、QYLDを113株持っていて、
取得額は2247.7USDです。
4月はQYLDから配当金21.33USDの支払いがありました。
QYLDは毎月配当を出すので、
12回配当を受け取れば256USDくらいになりそうです。
NISAで税金がかからないので、利回りは驚愕の11%!
ただしこのETF、高配当の裏に残念な特徴があります。
QYLDは、NASDAQ100のカバード・コール戦略に連動するETFで、
カバード・コール戦略は、現物の上昇で得られるリターンを捨てて、
オプションプレミアムと配当金でリターンを追求する手法です。
NASDAQ100はアップルやアマゾンといった成長著しい株が多く含まれ
個々の銘柄は勢いよく株価を上げているので、
現物の上昇を捨てるということは資産形成には全く向いていません。
それに比べてNASDAQ100に連動するETFであるQQQは、資産成長が大きいです。
なので、資産形成するならQYLDよりQQQが正しい選択と思われます。
買い増し米国ETFその2:QQQ
QQQは、NASDAQ100の価格と利回りのパフォーマンスに対応するETFです。
QQQの配当利回りは現在わずか0.46%です。
しかしながら5年間のトータルリターンは+183.31%もあります。
一方QYLDの配当利回りは11%越えですが、
5年間のトータルリターンは+54.67%で、
やっぱりQQQの方がずっといいと考えられます。
まとめ
りすまるは資産形成と安定した毎月配当がほしいので、
米国個別株は、ABBV・MO・JNJを買い増します。
米国ETFは、QQQとQYLDの両方を購入して、
資産形成と毎月高配当どちらも欲張ってしまうことに決めました。
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