海運株は減配リスク大ですが
コロナ禍で株価をぐんぐん吊り上げた海運株ですが
ついに最も高配当だった商船三井が減配したことを受け
5月1日の株式市場では海運株が一番の下落率を付けました。
りすまるも商船三井の株が欲しかったのですが、
配当の伸びが異常だったのでどうにも手が出せないでおりました。
まあ結果として買わなくてよかったなと。
でも、持たざるリスクに煽られてつい他の海運株を追加購入してしまいました。
商船三井の減配
商船三井(9104)は、4月28日に決算を発表したなかで、
24年3月期の経常利益が前期比75.4%減に落ち込む見通しとなり、
今期の年間配当を前期比380円減の180円に大幅減配する方針としました。
5月1日の終値が3250円ですので、税引き後の配当利回りは4.43%になります。
決して低い配当ではありませんが、前期が14%ほどあったのでだいぶ見劣りします。
現在他の海運株である、日本郵船(9101)は配当が510円、川崎汽船(9107)は400円と、
いずれもかなりの高配当ですのでこれらも減配修正があるかもしれません。
商船三井の話に戻りますが、数年の配当推移を見てみると
2019年 45円
2020年 65円
2021年 150円
2022年 1200円
2023年 560円
そして2024年の予想配当が180円ですから
急激な配当の伸びには終わりが来ることを肝に銘じて銘柄取引すべきですね。
飯野海運を追加購入してしまいました
りすまるはすでに飯野海運(9119)を500株保有していることは過去記事に書いています。
株主優待が500株から頂けるのと配当の伸びが穏やかだったから購入したのですが、
今日商船三井の減配を受けて海運株がガタっと落ちたので追加購入してしまいました。
これで飯野海運1000株保有となり、株主優待は4000円相当カタログ商品です。
さらに長期保有で8000円相当にアップしますのでしばらく持ち続けようと思っています。
さて、飯野海運の配当推移は
2019年 15円
2020年 12円
2021年 22円
2022年 36円
2023年の予想配当を1月31日に62円にすることを発表していますので、
今後修正がなければ5月1日の終値998円では、税引き後の配当利回りは5%になります。
長期保有の8000円優待も考慮に入れれば、5.77%にも!
飯野海運は液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)といった液化ガス輸送のパイオニアでもあり
今後のアンモニア輸送などにも期待が持てます。
この判断が吉と出るか凶と出るか、ドキドキしながら結果を待ちたいです。
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