不妊、努力ではどうにもならなかった事

2022年7月31日

幸せの青い鳥。

今日は株式投資を頑張る原動力になっている、不妊について書きたいと思います。

りすまる家は、子供のいない夫婦のみ世帯です。

りすまるは元々結婚願望がなく子孫を残したいという気持ちもありませんでしたが、

結婚してみると、子供のいる素敵な家庭を築いてみたいと思うようになりました。

りすまるは子供ができにくい要素があったため結婚してすぐ不妊治療をスタートしましたが、

結果として子供を得ることはできず、

人生には努力ではどうにもならないことが存在することを思い知らされました。

不妊治療あれこれやって

不妊専門病院にて、夫婦ともに検査をしましたら

どちらともに決定的ではないものの子供ができにくい要素がありました。

タイミングから始まり、人工授精6回のあと、体外受精へ進みました。

体外受精は、薬でたくさんの卵を一度に育てて

手術により育てた卵を取り出し、受精させたものを子宮に戻す不妊治療です。

りすまる家は、さらに顕微授精も必要でした。

苦労して受精卵を作成するまでは、主に妻側に定期的なホルモン注射が必要で

副作用や痛み、時間の制約などさまざまな負担がかかります。

苦労してできた受精卵は、子宮に戻す以外は凍結して次周期以降の胚移植に使います。

顕微授精と受精卵凍結まですると、治療費は50万を超える金額になります。

不妊治療は、先の見えない暗いトンネルの中を延々と彷徨うに似ているといいますが、

まさに肉体的、精神的、経済的すべてに苦痛を伴う長く辛い治療でした。

りすまる家は、5年かけて2回の体外受精と顕微授精、7回胚移植を行い数百万のお金を費やし、

妊娠までは歩を進めたのですが・・・。

まさかの不育症

実は不妊治療を進めていくうち、妊娠は3回ありましたが、

出産は・・・0回でした。

苦労して妊娠まで持ってきても原因不明の不育症で子供が育たないことが分かりました。

不妊治療をしてやっと子供ができても、すべて育たないで流産してしまうのは、

天国から地獄に突き落とされるような本当につらい経験でした。

西洋医学だけではだめだと、東洋医学である漢方にも手を出しました。

漢方は本格的なものは月に5万円以上かかり、

毎朝やかんで臭い汁を煮出すこと1年、結果が実を結ぶことはありませんでした。

結局、人生努力すれば願いはかなう、そんなふわっとした願望は無残に打ち砕かれて

りすまる家は子供を持つことをあきらめました。

子供がいない人生なら投資で安心な老後を目指そう

今りすまる家は、子なし人生を歩んでいますが、

これはこれでよいものだと思えるようになりました。

子連れ夫婦を見ると、未だにうらやましいなあと思うことはありますが、

子供がいないということは、お金と時間の自由が相当あるということでもあります。

この利点を生かして、コロナ前は海外旅行をして異文化を体験できましたし、

投資で早期リタイヤと楽しい老後を送るという新たな未来にむけ邁進できています。

着々と投資を進めて、今度こそ努力が実を結んでくれることを期待しています。

最後にお願いと抱負

巷では、子供を育てて一人前だとか言って、子なしに対して厳しい態度をとる人が多くいます。

また、子供ができないならこれをしたらよいと無用なアドバイスをする善人もどきも多くいます。

きっとそんな人たちの多くは苦も無く子供を授かったんでしょう。

それらの行為はいずれも当事者を傷つけ不快にさせますので、放っておくのが最善だと知ってください。

子供のいない老人は将来の若者に負担を強いることになると、子育てした人々からの風当たりは強いですが、

そうならないために現役世代の時に頑張って老後資金を作っている人々だっているのです。

りすまるは、「自分の食い扶持くらい自分で面倒見ますんで。」と胸を張って言える老人になりたい、

そして世の中が不妊に対してもっとおおらかになる未来を期待したいです。

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