久しぶりの美術館

りすまるは美術館や博物館が好きで

新型コロナウィルスがまん延するまでは、

月一くらいで美術館に行っていたのですが、

コロナ禍ですっかり美術館から足が遠のいていました。

しかし、最近では大規模なイベントなどもやりだして、

街の雰囲気がだんだんとコロナ前に戻ってきた感があり、

そろそろ美術館に行きたいなという気持ちになりました。

手持ちの美術館チケットはここ数年全部無駄にしてしまっていたので

やっと使えるようになったことが嬉しいです。

三菱総合研究所の未単元株優待

三菱総合研究所の株を1株持てば株主優待が頂けます。

以前三菱総研から本を頂いたことを記事にしていますが、

今回は2021年の12月中旬に届いた株式関係書類に入っていた

「東洋文庫ミュージアム無料ご招待券」を使って美術館を楽しんできました。

東洋文庫ミュージアムの入館料は大人一人900円で、

これが2名まで無料になります。

ちなみに2名を超える同伴者がいる場合は200円引きになるので

たとえば4人で行けば、1400円で入れます。

2人で行けば、1800円が無料になるなんて太っ腹です。

りすまるは1株3985円で購入していて、

頂いた本とミュージアム入館料を考えると

1回優待を頂けば、ほぼ元が取れてしまいます。

東洋文庫ミュージアム無料ご招待券2名分

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアムは、さすが三菱財閥が誇る美術館だけあって

建物からして重厚で洗練されたつくりになっています。

ちょうど5月25日から「日本語の歴史展」という展覧会になったばかりですが、

そんなにお客さんは入っていなくて、ゆったり観覧できました。

日本語の歴史展のパンフレットは本の形をしていて斬新です。

日本語の歴史展

日本語がどのようにできたかを、日本書紀が書かれたような

ずっと昔からさかのぼって現代までその変容について展示しています。

日本語はどの言語にも分類しづらく、独自の発展を遂げており

本州語と琉球語に類似性があり同じグループと考えられるのに対し、

アイヌ語は別系統の言語なのだそうです。

日本語の音に漢字を当てはめて書物を記したり、

五十音図を作成するのにサンスクリット語が関係していたり、

江戸時代には漫画の要素のある書物が出来上がっていたり、

かつて日本人がいかに文字として残すことへ熱意を傾けたかを知り、

その結果として、日本に数多くの歴史や文化をさかのぼる資料が

現存するに至ったことへ感銘を受けました。

とにかく、日本語の成り立ちの点から日本について考察するのは

りすまるにとって新しい視点であり興味深かったです。

六義園も近いですし、散歩がてらいかがでしょうか。

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