ひそかに上昇中の株に助けられ

2022年9月12日

日経平均株価はパウエル議場のインフレを止めるためなら株価下落もいとわないという

超タカ派な決意を受け、27000円台までずるずる下げていますが、

りすまるの保有株の中にじわじわ上昇を続けている銘柄があります。

その銘柄はずっと低迷していて一時は大きな含み損を抱えましたが

いつの間にかプラスに浮上していてこれからの上昇も期待できそうです。

FPG株の値上がりが日々の楽しみ

FPGの株価チャート

その銘柄とは、FPGです。

株探のFPG株価チャートを見ると、

2020年前半に大幅下落してから2021年はずっと株価が低迷していたのが分かります。

そして2022年に入ると、じわりじわりと上昇を続け今日に至っています。

りすまるは2019年に取得単価969円で500株購入したのですが、

その後株価は大きく下落し、さらに株主優待の権利が1000株になったので

2020年12月に取得単価541円で500株追加購入しました。

ナンピンして平均取得単価が755円になったので、現時点では含み益になっています。

FPGの今後が楽しみな事業

なぜ最近株価の上昇が続いているのかと言えば、その事業内容にあります。

FPGは証券・商品先物取引業にカテゴライズされていますが、

期待が高まっているのは航空機と船舶のリース商品です。

今季前半のコンテナ商品組成額はコロナ前の通期水準を超過し、

2023年9月期には航空機の商品組成環境がさらに改善する見通しです。

FPGの配当

FPGは配当性向を50%とするなど、株主還元にも積極的です。

実際に配当性向の推移を確認すると、

2017年 43.0%

2018年 49.4%

2019年 46.9%

2020年 88.6%

2021年 53.6%

2020年は少し高いものの、大体50%前後の配当性向になっていて、

配当金支払いに無理をしている感じはありません。

一株当たりの配当金は、

2017年 45.80円

2018年 49.25円

2019年 53.00円

2020年 11.50円

2021年 18.50円

2022年予想 46.00円

コロナショックで大きく配当が減少しているので安定感はありませんが

コロナ後の回復から、今年度の配当は期待できそうです。

ちなみに、りすまるの取得価格ですと、

本年度の予想配当税抜きにて4.87%の高配当になります。

FPGの株主優待

FPGは株主優待制度を導入していて、UCギフトカードが頂けます。

1000株1年以上継続保有で、2000円分
2年以上継続保有で、2500円分
3年以上継続保有で、3000円分
3000株1年以上継続保有で、6000円分
2年以上継続保有で、8000円分
3年以上継続保有で、10000円分
5000株1年以上継続保有で、12000円分
2年以上継続保有で、15000円分
3年以上継続保有で、20000円分

9月末が優待権利日で、12月に発送されます。

UCギフトカードは使用期限がないので、使い勝手がよいですね。

株主優待については改悪があり、以前は500株で株主優待の権利を得られたのに

株価大幅下落の後1000株以上必要になりました。

優待改悪後、りすまるは含み損たっぷりの株を泣く泣くナンピンしたのですが、

それが今になって高配当の含み益株になったりするんですから、

株式投資はやめられませんね。

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