100株株主は去れということ?

最近の株主優待廃止の動きは残念です。

株主優待の廃止は残念ですが、改悪もつらいです。

特に嫌なのは、100株所有の弱小株主を排除する動きです。

例えば、2021年12月には、ショーエイコーポレーションが

100株以上の株主にクオカード1000円分を年2回贈呈でしたが

500株以上でプレミアム優待倶楽部のポイントを年1回進呈

へ改悪して、りすまるは地味にダメージを受けました。

株をたくさん保有することで進呈ポイントが多くなるので

「弱小株主はいらないよ、株を多く保有できる富裕層のみ買ってね」と

明確なメッセージを送ってきたわけです。

5月30日に届いた株主優待も、まさにこのパターンでした。

MORESCOをNISAで買ってしまって

りすまるはNISAでMORESCOを100株所有していて、

5年たってロールオーバーせず、課税口座へ移管されました。

1197円で購入して、5年後に1008円で移管されたので、

18900円が無駄に損失として計上されてしまいました。

NISAは損益通算できないので、無駄死にという感じです。

そして、今の株価は以前の買値付近なので仮に売るとすると、

移管時の価格1008円が買値となるので、

みなし売却益が発生してしっかり税金が徴収されてしまいます。

ですので、ずっと所有しているつもりだったのです。

しかし、思わぬ事態が訪れました。

MORESCOの株主優待が弱小株主だけ改悪に

2022年4月にリリースされたIRでがっかりしてしまいました。

従来は、100株以上を3年以上継続保有で、クオカード1000円贈呈でしたが、

今後は、300株以上でクオカード3000円、

3年以上継続保有でクオカード4000円贈呈に変更されました。

300株以上保有できれば改悪ではなく拡充なのだと思います。

ここでも、弱小株主はいらぬというメッセージが発信されています。

それはそうと、5月30日にりすまるが頂くのは最後になるであろう

MORESCOの株主優待が届きました。

MORESCO株主優待

MORESCOは手仕舞いの方向で

長く所有している株なので、買い増しすべきか検討してみました。

りすまるの日本株を買い進める条件は、以前も書きましたが、

「配当もしくは配当+株主優待の利回りが税引き後4.5%以上で、

配当が安定していて増配傾向のもの」です。

MORESCOの2023年度の一株当たり年間配当予想は40円です。

200株買い増すとして、りすまるの購入条件に合わせるなら

一株1000円以下での購入が必要になります。

仮に押し目買いのチャンスがあれば購入しようと思いますが、

今の株価チャートを見ると、ちょっと難しそうです。

MORESCO株価チャート

ですので、頃合いを見計らって手仕舞いしようと思います。

ちなみに、冒頭で登場したショーエイコーポレーションは

すっかり売るのを忘れていて、現在3万ほどの含み損になっています。

弱小投資家を見くびった結果、株価が下がることは多々ありますので

MORESCOでは同じ轍を踏まないよう気を付けたいです。

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