NISA口座で外国株を買う難しさ
NISAは120万まで投資できて利益が非課税になる、
個人投資家にはありがたい制度です。
りすまるは、中長期でリターンの狙える米国株とETFをNISAで購入しています。
最近のりすまるの投資はと言いますと、
昨年末から高値を更新し続けるQQQを監視していて
3月中旬の下落から少し持ち直した4月中旬に、
351USDで購入しました。
しかし翌日から再び下落に転じ、即含み損になりました。
最近の米国金利上昇によりグロース株が下落していて、
長期で見れはきっと今は買い時のはずなのですが、
りすまるは今、3つの問題に直面して買い進むことができずにいます。
NISAの資金枠が少なく配分に悩む
今年は資金を小出しに少しづつ米国株とETFを買い進めています。
なぜかといいますと、昨年資金配分を失敗したからなのです。
昨年はNISA口座での120万円枠を9月半ばで使い切ってしまい
年末までの3か月半は何も購入できませんでした。
たまたま、昨年は年末にかけて上がってその後下げに転じたので、
結果としては高掴みを避けることができたのですが、
もし逆に年末が下落相場だったら、とても悔しい思いをしたはずです。
ですので、今年は1年かけてじっくりNISA枠を使わなければと思っていて、
購入に際し昨年より慎重になっています。
NISAでQQQは正しいのかと気持ち揺らぐ
QQQはNASDAQ100指数に連動する大人気の米国ETFですが、
QQQのパフォーマンスは高く、NISA口座にピッタリだと思っていました。
リターンは、5年では136.1%にもなります。
ただここ1年では、-5.13%であり、
半年でみると、なんと-21.3%とマイナス成長になっています。
チャートを確認すると、2021年9月までは順調に右肩上がりで、
2021年の10月から年末にかけてにピークが来ていました。
今年に入ってからは、下げ基調になっています。
NISAは損失が出た場合、損益通算ができないので、
QQQが5年後にマイナスにならないと確信を持たなければ、
なかなか買い増しできません。
円安すぎてドルへ両替したくない
円の独歩安が止まりません。
ドル円が130円を超えたのは約20年ぶりだそうです。
しかもこのまま135円になるという専門家まで出てきました。
こんな不利な相場で円をドルに両替したくありません。
今年はまだNISA口座用に60万くらいUSDに両替する予定なのですが、
しかしここで為替差損をケチってUSDを持たなかったら、
いざ米国株価が下がった時の機会損失が甚だしいです。
この問題に関してだけは、
外貨建て保険を解約してドルを証券会社へ送金できたので解決しました。
まとめ
NISAはとても魅力的な制度ではありますが、
資金が年120万と決められてしまうので配分が難しいこと、
外国の株を買う場合は自国の株より情報がなく買い進めるべきか悩ましく
もし損失が出ると損益通算ができないこと、
円安がひどく進んだ時に外貨に両替しにくいこと、
主に3つが、NISAで外国株を買う際に頭を悩ませるポイントなのだと思いました。
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