手持ちの米ドルを証券会社に無料振替できるルート
最近の急激な円安で、両替したくないと思っている方多いと思います。
りすまるももちろんその一人で、
どこかに米ドルは眠っていないだろうかと考えを巡らせました。
すると、そういえばというものを思い出したのです。
外貨建て生命保険という虎の子を軍資金に
りすまるは10年ほど前に銀行で勧められて
PGF生命の外貨建ての生命保険を購入しました。
でもこれは、りすまるにはあまり必要ない保険で、今まで放置していました。
生命保険の米ドルに着目
この生命保険をドルのまま解約し、
NISA米国株取引で利用しているマネックス証券に
振り込むことはできないだろうかと、ふと思いました。
早速調べてみると、
(1)マネックス証券に外貨振込する場合、新生銀行が手数料なしで対応可能であること
(2)新生銀行は他行からUSDの振込を受付けていて手数料は2000円かかるが、
ゴールドステージ以上で手数料全額キャッシュバックされること
という二つのことがすぐに分かりました。
りすまるの新生銀行でのステージはスタンダードなので
2000円キャッシュバックは残念ながら対象外です。
しかもステージアップの条件が2022年5月から変更になって
今からステージ変更の条件を満たしても
ステージアップには数か月待たなければならなそうなので、
2000円キャッシュバックはあきらめました。
次は、PGF生命にコンタクトして、外貨建て生命保険の解約後に、
ドルのまま新生銀行に振り込めるか問い合わせてみました。
もちろん今解約しても払込保険料を割ることがないことは契約書で確認済みです。
PGF生命は混雑して電話がつながらない
早速PGF生命に解約の申し込みをしようと電話をかけたのですが
何度かけても全くつながりません。
同じようなことを考えている人々がきっと多いのでしょう。
これを書いている今もずっと電話を保留にして
1時間以上問い合わせの順番を待っているのですが
オペレーターにつながる気配がないのです。
あきらめてFPG生命のwebから問い合わせのメールを送りましたら、
2時間ほどで返信がありました。
すでに解約書類の配送手続きをしてくれたそうで、
家には1週間くらいで届くとのこと。
あと、PGF生命から解約した外貨を新生銀行に振り込むことも可能だそうです。
PGF生命→新生銀行→マネックス証券と外貨送金できることの確認がとれました。
米ドルを保険会社から銀行へ
解約手続きの書類を返送して、ゴールデンウィークの長期休暇に入ってしまったため
5月9日(月)に新生銀行の口座を確認したら、
解約した資金が米ドルで振り込まれていました。
保険会社からも銀行からも連絡がなかったので、
自分で確認しなければわからなかったです。
手数料については保険会社側は無料でしたが、
新生銀行側には2000円かかりました。
2000円は米ドルから16ドル引かれていまして、
為替レート130円の時期に、125円計算なのはひどいですね。
次は、新生銀行に振り込まれた米ドルをマネックス証券に移す手続きをしました。
米ドルを銀行から証券会社へ
新生銀行からマネックス証券へは無料で米ドルを振込できます。
前もってマネックス証券にログインして
新生銀行を即日入金指示できる銀行として登録しておきます。
さて、手順を説明しますと
マネックス証券の入出金から即時入金指示を選択。
新生銀行だけ通貨の選択ができるので、米ドルを選びます。
入金額を指定して即時入金指示をします。
米ドルは小数点第二位まで指定できます。
振込手数料は無料です。
すぐに振込は完了します。
次にマネックス証券の入出金から、資金振込を選択します。
画面中ほどの外国株取引より
お預かり金(米ドル)⇔外国株取引口座をクリック。
外貨振替状況紹介の画面を確認すると、
依頼した2日後に外国取引口座に資金が振替されることが分かります。
以上の手順で、新生銀行からマネックス証券へ無料で手持ちドルを移すことができました。
これで、りすまるは今年のNISA口座で使う分の米ドルは確保できました。
まとめ
もし、米ドル建ての保険で解約できるものがあるなら、
新生銀行→マネックス証券のルートで米ドルが準備できます。
新生銀行に外貨を移す段階で手数料が2000円かかりますが、
シルバーステージ以上はキャッシュバックがあり実質無料です。
新生銀行からマネックス証券への外貨振替は無料です。
為替が円安過ぎても、もし米ドルをお持ちなら
このように証券会社への資金振替ができますのでご参考までに。
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