個人型確定拠出年金iDeCoを味方につけよう
毎月同額を積み立てていくのは
大きな失敗をしづらい資産形成方法だと思います。
特に、長期間にわたり比較的安全な投資信託を積み立てて
しかも、途中で換金することができないイデコは、
税金面を加味したら、やらなきゃ大損ではないでしょうか。
そして、イデコの出口戦略についてもしっかり検討する必要があります。
現在までのイデコ積み立て遍歴
ここでは、りすまるがイデコを始めてから
現在に至るまでに行ったことをまとめています。
現在イデコで積み立てているものたち
りすまるは、SBI証券にてイデコの口座を開設しています。
現在運用している商品は以下の4種類。
eMAXIS Slim 米国株式 12000円
eMAXIS Slim 先進国債券 4000円
ニッセイJリート 2000円
三井住友DC外国リート 2000円
今はこれらで落ち着いていますが、
これに至るまでは商品を変えたりスイッチングしたり迷走しました。
最初はジェイリバイブから
SBI証券でイデコを始めた2013年当時は、
セレクトプランがなくオリジナルプラン一択でした。
りすまるは、とにかく大きく増えそうな商品を探して
アクティブファンドであるジェイリバイブを購入することに決めました。
数年間勢いよく資産が増えホクホクしていたのですが、
2018年2月にピークを付けてから下がり始め
増えた資産も目に見えて減っていきました。
↓ジェイリバイブのチャートです。
そのころ、SBI証券でセレクトプランが登場し
そこで購入できるS&P500に投資するファンドが正解!
みたいな雰囲気が漂いだしたのです。
まあ、今チャートをみると2018年以降ジェイリバイブの成績はよくないので、
切り替えてよかったみたいです。
ジェイリバイブからeMAXIS Slimへ
SBI証券のイデコでプラン変更をするには
一度すべての商品を売却して現金化が必要でした。
後からチャートをみると安くなっている2019年半ばに現金化し
ちょっと上向いた2019年12月にプラン移行で購入が完了していました。
タイミングは良くなかったですが、
プランの切り替えに時間がかかるため致し方ありません。
↓eMAXIS Slim 米国株式のチャートです。
株式ファンドだけだと株の暴落時に悲惨なので
半分ほど外国債券になるようにスイッチングもしました。
↓eMAXIS Slim 先進国債券のチャートです。
そんなこんなで下落時に大ダメージを受けないように調整しながら
現在に至ります。
イデコの出口戦略
大きく育てることができたイデコの資産、
さあ受け取る時期がやってきたとしましょう。
しかし、ここで気を抜いてはいけません。
最後の詰めが甘いと税金でごっそりと持っていかれてしまいます。
イデコと退職金、受け取り順に要注意
結論から先に申し上げますと、
イデコを受け取ってから5年後に退職金を受け取るのがベストです。
課税対象になる退職金の計算は、
(退職金ー退職所得控除)×1/2=課税対象になる退職金の金額
退職所得控除は、20年までが年数×40万円で
20年を超えた部分は×80万円もの控除となります。
ですが、この退職所得控除は受け取る順番で大きく増減します。
退職金を先に受け取ると、
イデコと退職金を掛けていた重複期間が15年たたないと復活しません。
イデコを先に受け取ると、
イデコと退職金を掛けていた重複期間が5年で復活します。
要するに、イデコを受け取って5年待てば退職控除がフルで使えて退職金を受け取れます。
そんなに都合よく受け取れないよ~という方は、
次に受け取る方を、一時金と分割に分けて税金をなるべく減らすという手もあるので
受け取り方をあれこれ悩みましょう。
結論としましては
りすまるは、個人事業主なので退職金ではなく小規模企業共済ですが、
退職金を頂く方と考え方は同じなので、
しっかり計算して慌てないようにしたいです。
りすまるは今のところ、
60歳でイデコを受給して、65歳で小規模企業共済を受給しようと考えています。
個人的意見なのですが、ぜひご参考までに。
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